EVENTSイベント
終了|2024年8月3日(土)-9月1日(日)
Maoka Ueda「MIND GARDEN」
GALLERY ROOM・A
アート・コミュニケーションプラットフォームArtStickerが運営するコマーシャルギャラリー、GALLERY ROOM・A では2024年8月3日(土)より画家のMaoka Uedaによる新作個展「MIND GARDEN」を開催いたします。
概要
会期|2024年8月3日(土)- 9月1日(日)
会場| GALLERY ROOM・A
住所| KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS(東京都墨田区本所2-16-5)
開廊時間| 8:00-23:00
作家プロフィール
ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズのFoundation course、チェルシー・カレッジ・オブ・アーツのGraphic Design and Communication 学科にて、5 年間ロンドンでアート& デザインを学ぶ。
キャラクター”Wonky Tunes”シリーズの中の曼荼羅作品は、ロンドン留学中にショックで突然見え出した、壁一面に広がる線のような柄のような模様を当時の恐怖を可視化し治療するというプロセスの中で誕生したシリーズです。
黄金比のカーブ線をある法則に基づいて繋げていくことで、キャラクターのパーツなどになっていき、寄りでみるとキャラクターの一部、引きで見ることでその黄金比で結ばれた螺旋は植物(松ぼっくりやひまわりの種の螺旋構造にはっきりと見られる)や人間など生物のDNAの螺旋構造に見られる、フィボナッチ構造になっています。
Instagram
https://www.instagram.com/i_am_maokaxx/?hl=ja
展示会ステートメント
自然界に存在するものの持つ黄金比やヴォルテックス(渦)の構造、フラクタルなどを作品の中に混ぜ込み、これによって生命や自然、そして宇宙に対しての尊敬や畏怖を表現している。うねり、色彩、線、比率がもたらす視覚効果を強調し、キャラクターや直観的に流れ込んでくる象徴物を描いている。
有機的な植物や自然界に見られる曲線構造を抽象化し、その蠱惑的な象徴性を、
自然界と似たような曲線構造を持つキャラクターや生き物として作品の中に落とし込んでいる。
また、その自然界の曲線とキャラクターの曲線の相似性を利用し自然法則の原理として見られる「フラクタル構造」=自己相似性(一部分と全体とが相似な形をしている)をキャラクターに見立てて再現しておりキャラクターの表情やパーツの一部が他のキャラクターの一部になりパーツを共有していたり、鑑賞者が頭の中でその線を自由に繋げることによって、新たな生物が浮かび上がってきたり、寄りで見るとそれぞれのキャラクターのもつ「個」という存在が、だんだんと引きで全体を捉えることによって新たなる個として、全体の大きな螺旋構造の中に取り込まれ繋がっているというストラクチャーを表現している。
またその曲線が溢出する生のリビドーが、鑑賞者の深層心理にも働きかけることを目的としている。
自然界にみられる、一見不規則でカオスな中に見られる線や構造の数学的な美しさを表現することで眼に見えない内部の潜在世界を生命力やエロスと共に象徴的に暗喩し思想を喚び起こさせることをまるで草花の咲く庭(ガーデン)を眺めることになぞらえ、本展「MIND GARDEN」を展開する。
GALLERY ROOM・A
年齢やジャンルにとらわれず、国内外で活躍する様々なアーティストを紹介し、Artistの発表の場(ROOM)を創出しているコマーシャルギャラリー。アートプラットフォーム「ArtSticker」が企画・運営を行い、定期的に企画展を展開していきます。ギャラリーでの個展や作品販売だけではなく、ホテル客室での展示企画や、地域性を活かしたワークショップや宿泊プログラム、トークイベントなどを通じて、“アート”を多様な解釈の中で経験するための場所としていきます。
https://www.instagram.com/gallery_room_a/